むせる。
硝煙と血に染まった肩
ガシャプラ「ボトムズ」を2個ゲットしました。中身はスコープドッグレッドショルダーカスタム!(と武器セット)
カプセルの中によくもまあこんなにもたくさんのランナーを詰め込んだな。設計した人スゴイ!しかもターレットレンズとレッドショルダーは塗装済み。この内容でお値段たったの400円!タバコ1箱よりも安いんです。
敬意を込めて制作に臨みたいと思います。
実は私はボトムズというアニメを見たことがありませんwww。ですがスコープドッグという機体は幼少の頃から知っていました。親戚の兄ちゃんがプラモデルを持っていて、それが記憶に残っていたんだと思います。
制作開始する前にアニメを全話視聴することも考えましたが、手が止まってしまうので、取り急ぎWikiで概略を学ぶことに。
- 1983~1984年放送のロボットアニメ、全52話
- 血生臭く、泥臭い、ハードボイルドな作風、リアルロボットアニメの終着点
- アーマード・トルーパー(通称AT)=スコープドッグ
- ATの全高はわずか4m程度、単座式で昇降形態がある(全高が低いからこその特徴的な形態)
- ATは汎用性高く安価だが生存率が低い鉄の棺桶、兵士たちから最低野郎(ボトムズ)と呼ばれている
- ATは乗り捨て当たり前、消耗品として扱われている
- ターレットレンズは回転し、標準ズーム、精密照準、広角パンケーキの3つのレンズを使い分ける
- 主人公はキリコ・キュービィー
- レッドショルダーとは精鋭部隊の呼称で吸血部隊とも呼ばる、正式名称はギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1(長っ!www)
- 本来は右肩が赤いのが正式機体であり、スコープドッグタクティカルカスタムと呼ばれるが、正式機体を真似て間違って左肩を塗ったのが本編で主人公が搭乗する本製品、スコープドッグレッドショルダーカスタム(形式番号:ATM-09-RSC)である
基本をかじったところで先ずは仮組み。
意図的にターレットレンズから覗いているカンジの画像でお届けしています(ただ単にRX100M3にKenkoクローズアップレンズNo.3を装着した際、広角側で生じる盛大なケラレをそのままにシャッター切ってるだけですけどねwww)。
仮組みした姿を眺めながら制作方針を決めます。
- 可動箇所は出来るだけ増やしたい
- ターレットレンズは光らせたい
制作方針を決めたら次は制作プランを考えます。
<頭>
<胴体、腰>
- 塗装工程を考えて、胴体と腰は組み立て後も分離できるように
- フンドシは大型化
- 腰フロント装甲は左右独立スイングできるように
- 腰サイド装甲は着脱式に(完成後も脚を着脱できるようにするため)
- 腰リア装甲を跳ね上げられるように(昇降形態を再現するため)
- 合わせ目は消す
- 胴体前部の取っ手は別パーツに置換
- 胴体前部の凸モールドは別パーツに置換
<腕>
- 腕の付け根と胴体の隙間が気になるので改善
- 両肩のリングフックは真鍮線に置き換えてシャープ化
- 二の腕をロール可動できるように
- 装甲と干渉している手首を回転できるように
- 合わせ目は消す
<脚>
- プロポーションは良好だが、若干脚長に感じたので太ももで2mm短縮
- 足首の付け根と脚の隙間が気になるので改善
- 足裏の肉抜きはプラ板で塞ぐ
- 右膝の取っ手は別パーツに置換
- 膝を可動できるように(片膝立ちできればベスト)
- 合わせ目は消す
<武器>
- 各種武器の先端は開口
- 左腰ガトリングとバックパックの繋ぎを深く
- ミサイルポッドの合わせ目は消す
- ミサイルポッドの凸モールドは別パーツに置換
- エジェクタピン跡はプラパテで埋める
- 肉抜き穴はエポパテで埋める
- パーティングラインは消す
制作プランが固まったので、上海に戻ったら早速手を動かしていきたいと思います。
私の技量でやりたいことがどこまでできるかわかりませんがチャレンジあるのみ!
仮組みしたレッドショルダーを眺めながらコーヒー片手にそんなことを考えている、この瞬間も模型づくりの楽しい時間だったりします。ではまた。