カプール【BANDAI 1:144 モビルカプル改造】
水泳部の部長に任命します
レッドショルダーのあまりの細かさに疲れて癒しを求めて週末に一気に仕上げました。←あれ?何か違うような、逆に疲れるような?
過去のエントリーで制作すると宣言してから早くも1ヶ月近くが経とうとしているのですね。光陰矢の如し。
ターンAではソシエ・ハイム嬢の駆るモビルカプルとして陸を走り(転げ?)まくっていましたが、本来は水中戦を得意とする機体です。
モビルカプルなのにモールドはカプール仕様で商品化されているあたり、カプールとして作ってもらうことを前提としたキットのような気もしますwww。しかし、それだと背が若干低い。そこで、ウエストとヒザで合計10mmほど延長しました。ウエストのソニックブラストは発射したら外装溶けるでしょ!?という微妙な位置に外装が被っていたので、ジャンクパーツを使って延長も兼ねてソニックブラストカバーを追加。ビザ関節にもロール軸を設けるついでにジャンクパーツを使って延長。これで背がちょっと伸びました。
ハンドガンはカプルとしての装備なので、本来カプールは持っていない武器ですが、カッコいいので制作しました。銃口はディテールアップしています。
クローは3本が別々に可動するようにして先鋭化。挟み込みで手の側面に合わせ目が出るので、BMCタガネを使って手のひらのモールド箇所から分割するように改修。それでも手の先端には合わせ目が残るので塗装で色を変えることでクローメンテナンス用のハッチに見えるようにしています。水色のパーツは取り外せるので、クローが緩くなってきた際は軸を瞬着で太らせるなど、実際にメンテナンス用のハッチとして機能します。
カプールのオリジナル配色をベースにしつつ、インスタ映えならぬ模型映えするよう配色は若干アレンジしています。胴体内部のライトグレイとダークグレイを塗り分けるためのマスキングが地味に面倒でした。
頭部はくり貫いて内部にモノアイを仕込みました。頭部ハッチを外すとネジが現れるのでプラスドライバーを使ってモノアイを可動させることができます(暗くて分かりづらいですが)。両肩と両肩ハッチのモールドは一旦削り落としてディテールアップしています。
ソニックブラストの中心部もディテールアップ。フンドシの丸モールド中心部はピンバイスで開口しました。各部ハッチや装甲の裏側が目立つ機体なので、裏側はジャーマングレイで塗装しています。
スミ入れが必要な箇所は少ないのですが、Mr.ウェザリングカラーフィルタリキッドのシェードブルーを使っています。背中の丸モールド5箇所はピンバイスで開口し、塗装はあえてグラデーションをかけることでアクセントとしました。スタンドに挿せるように中心部だけ3.0mm穴にしています。背中の下のほうにひっそりと貼ってあるジオンデカールがオシャレポイントですwww。フクラハギ下のモールドも一旦削り落としてディテールアップしています。
続きましては「なんちゃって」潜水巡航形態です。ガンダムZZを見る限り、本来は腕が全部収納されて両肩のハッチが閉じる設定みたいですが、物理的に無理がある設定と感じたのでクローだけはちょっと出ている状態としています。腕を外してクローを胴体に直付けし、両肩ハッチの向きを変えて蓋をすればできあがり。両肩ハッチは磁力で固定されています。
機体真下のバーニアだけ3.0mmピンバイスで開口してあるので、潜水巡航形態で飾る際はココにスタンドを挿し込みます。足裏中央はディテールアップしています。
なかなか速そうでしょ!?
というわけでカプールを水泳部の部長に任命します。これから部員を増やしていくのでヨロシクね!