バンダイホビーセンターオリジナル電動式4色射出成形機【BANDAI 1:60 Electromotive Style Injection Machine】
僕らはみなホワイトベースのクルーだったんだね
4色射出成形機、完成しました!
先ずはパチ組みとの比較画像からどうぞ。
ホワイトベースっぽい(というよりバンダイが遊び心でホワイトベースに寄せている)けど、実際はどれくらい似ているんだろう?と思ったので比較してみました。
うん、全然似てないじゃん!www
左のホワイトベースは今から10年前に1度目のプラモ出戻りを果たした際のエアブラシデビュー作です。
でもホワイトベースと実際に比較して分かったことが1つだけ。
成形機の両サイドの扉のデザインはメガ粒子砲をイメージしてたのねwww。
さてさて、謎が解けたところで完成品の紹介に戻ります。
コントローラーの金属色の箇所はMr.メタルカラーのアルミで塗装して磨いています。
ON/OFFスイッチは0.7mmピンバイスで穴を開け、0.64mmのクリアーグリーン/クリアーレッドのブリオンを埋め込んでいます。
窓の取っ手は削り取って、ホチキスの芯でディテールアップ。
窓はクリアーオレンジで塗装した透明プラ板を貼ってディテールアップ。
ケーブルのモールドはすべて削り取り、自由自在の0.9mm/2.0mmと電飾用ケーブル1.5mmの赤/青/黄/白色に置き換えてディテールアップ。
もちろんガンダムの成形色をイメージしてこの4色を選びました。
自由自在はそのままの色(スノー)で使った以外にもライトグレー/ガルグレー/エアクラフトグレー/ラバーブラックなどで塗り分けることで情報量を増やしています。
ケーブル根元はプラパイプでディテールアップ。
ちなみに自由自在については過去エントリー参照。
バンダイホビーセンターの床はメカサフスーパーヘヴィ/ヘヴィで濃淡を付けて塗装後、クレオスサフグレー/タミヤエナメルジャーマングレー/Mr.メタルカラーステンレスで塗り分けて情報量を増やしています。
左下のエンブレムはMr.メタルカラーゴールドで塗装し、磨いた後にタミヤスミ入れ塗料のブラウンで気持ち程度にスミ入れ。
内部をお見せするにはメガ粒子砲もとい青い扉が邪魔なので一旦外します。
今回、金型が実際にスライド可動できるようにすることがテーマの1つだったので、金型受けパーツと一体化していた4本のポールは切除し、タミヤのプラ丸棒2.0mmに置き換えました。
プラ丸棒はMr.メタルカラークロームシルバーで塗装後に磨き込んでいます。
金型がこの4本のポールを伝ってスライド可動できるよう、コンマミリ単位でクリアランス調整しています。
両サイドの樹脂注入機は2ピン→1ピン固定に変えて首を振れるようにしています。
まぁ、青い扉を取り付けちゃうとノズルが干渉して結局は首振れないんですけどねwww。
樹脂注入ノズル先端は4本とも(1本は金型の裏側なので見えないですが)金属パーツでディテールアップしています。
頭部バルカン砲のディテールアップなどに使用するHIQPARTSさんの金属パーツを4つ(MS2体分)も使っているのでちょっと贅沢しましたwww。
今回使用している塗料の色数はかなり多いのですが、実は成形機本体にはGXクールホワイト以外は使用していません。
かといって付属のシールも(ク)以外は使用していません。
今回は手持ちのジャンクデカールを切った貼ったして色分けを再現しています。
特に活躍したのはホンダジェット制作で使わなかったデカールです。
ホンダジェットは塗装メインで塗り分けたので結構な面積のデカールが余っていました。
キレイな赤/青/シルバーのデカールを余らせておくのは勿体無かったし、面積も十分足りていたので採用しました。
それ以外にもガンダムデカールDX付属のイエローラインデカールや愛用しているHIQPARTSさんのRBコションデカールを部分的に切り取って使用しています。
本来はEC160という機種名ですが、付属シールを使いたくなかったのと、グリーンの文字も浮いてしまうような気がしたのでシルバーのガンダムデカールを使ってEFSF160という機種名に変更していますwww。
ベース右下にはガンダムデカール右下にいつも付いていて「いつ使うねんコレ!」と思っていたBANDAIロゴデカールを貼ってみました(使う機会あったwww)。
今回スミ入れはすべてタミヤスミ入れ塗料を使用しています。
床にはブラック、土台にはダークグレイ、成形機本体グレー箇所にはライトグレイ、ホワイト箇所にはグレイを使い分けています。
では、再度グルッと一周させてみましょう。
最後に、既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回も光ります(というか光っていましたwww)。
わかりやすいように少し照明を暗くして撮影してみます。
金型がライトアップされる位置に電飾を仕込んでいます。
下から照らされて金型が幻想的に浮かび上がります。←言い過ぎじゃね?
ガンプラ誕生の瞬間は生命の誕生と同じくらい神秘的なのです。←だから言い過ぎだって。
ハッピーバースデイ!ガンプラ。
ハッピーバースデイ!ニューランナー。
ここから何十億枚ものランナーが生まれ、
世界中の老若男女の手に取られ、
何億体ものガンプラが組まれ、
何億体ものガンプラが積まれwww、
何百億ものスマイルに変わってゆく。
そうだ、僕らはみなホワイトベースのクルーだったんだね。
ありがとう、4色射出成形機。
君のおかげで僕は今日も模型づくりを楽しんでいるよ。