保管。
如何に空気を保管しないか
ガンプラに限らず、プラモデルの箱ってかさばりますよね。
組み立てていないものはそのまま保管しておくしかありませんが、パチ組みだけでもしてあればランナーを捨てられるので、箱を小さくすることが可能です。
今回はHGUCリゲルグ(ユニコーンver.)の箱を使って、私の保管方法を紹介したいと思います。
<使用する道具>
- 電卓(スマホの電卓機能で十分)
- ハサミ
- 両面テープ
- カッター(大型のほうが楽)
- カッターマット(できればA4サイズ以上)
- 長めの定規(できれば30cm以上)
- シャーペン or 鉛筆
- クリアファイル(箱の大きさによる)
<手順>
先ず上箱をハサミを使って切り開き、表紙と側面をカッターで分断。


短い側面を1枚残して後はクリアファイルにファイリングしておきます(ガンプラのHGUCシリーズであれば大半がA4サイズに収まりますが、模型の種類によっては入らないので、その場合はA3サイズのバインダーに挟んで保管しています)。


残した短い側面の裏側には両面テープを貼っておきます。


次に下箱に目印をつけるために計算します。
【計算式】X =(長辺 - 高さ)÷ 2
今回の箱を例に説明すると、X = (305mm - 110mm)÷ 2 なので、X =97.5mm。


ここでのポイントは、「Xの値をまったく一緒にしてしまわない」ということです。どういうことかというと、一方のXを若干長めに、もう一方のXを若干短めにするのがコツです(だいたい5~8mm程度の差にしておく)。今回は計算式でX =97.5mmだったので、一方のXを95mmに、もう一方のXを100mmにすることにしました。そしたら下箱の長い側面に目印をつけてカッターを使って切り込みを入れます。


底面にも目印をつけて、長めXを短めXに被せるように箱を折ります(通常のHGUCの箱ならそのまま折っちゃいますが、もし箱が厚かったり紙質が硬い場合は、目印の上を軽くカッターでなぞっておくとキレイに折りやすくなります)。




今回のように高さがある箱の場合は、「X< 高さ」になってしまうので、ベロを少し短くカットして内側に収まるようにします(今回は30mmカットしました)。


下箱の側面にベロを被せて、ベロに上箱の側面を被せて、箱にします。




最後に両面テープを貼っておいた短い側面を貼り付けて完成です!
元の箱サイズにもよりますが、こうすることで体積を約50~60%減らすことができます。
短い側面を貼っておけば中身も一目瞭然。ただ、1つ注意点として、この方法で箱を小さくしてしまうと入らなくなる模型もあります(ガンプラなら装備、腕、脚など、完成後も外せる箇所が多いので入らなくなるケースはほとんど無いですが、戦車や飛行機などのスケールモデルは要注意です)。
私は出来るだけパチ組みだけはしておいて、この方法で保管するようにしています。マイルール第4条で定めているとおり、パチ組みさえしていない純然たる積みプラの上限は10箱までなのでwww。
積み(罪)プラで肩身の狭い思いをしているモデラーのみなさん、これで少なくとも2倍以上のエネルギーゲインになりますぞ!www