配色カード。
Colorful Days
模型を塗装する際、「どんな色で塗ろっかなぁ?」と考えるのは模型制作の楽しみでもあり、時には悩みの種でもあります。指定色がある場合は悩まずに済みますが、自分の考えたオリジナルカラーに染めたいときもありますよね?
そんなときに活躍するのがこのアイテム、新配色カード199aです。
今から18年前、私が大学4年生のときに色彩能力検定2級を取得したのですが、その際の資格取得勉強で使っていた教材です。
新配色カード199aはPCCS(日本色研配色体系)201系に準じてマット調の印刷インクで製作されたカラーカードです。光沢版の配色カード158や104、より正確な色を必要とする場合はPCCSハーモニックカード201などもありますが、趣味の模型づくりに使う程度なら199だけで十分です(私の場合はマット仕上げのほうが多いですし)。
取得した資格自体は特に更新もしていないので遥か昔に失効していると思いますが、今でも趣味や普段の生活で活きています。昨日のエントリーに登場した平成ラクーンと令和ラクーンを塗装する際にも使いました。
令和ラクーンの配色はJAFCA(日本流行色協会)が発表した令和慶祝カラー「梅、菫(すみれ)、桜」を参考にしました。
そのカラーに近いカードを選んでいるだけです。色が近そうなカードをいくつかピックアップした後、3色に絞っています。
平成は当時慶祝カラーなるものは発表されていないようなので、JAFCAのホームページにあった「ネイビーにはじまり、ネイビーで終わる(平成の色)」というコラムを参考に、ネイビーを中心に自分でオリジナル配色を考えました。
既に選定した令和の3色のカードの明度と彩度を参考にしながら、青の色相の中から平成の3色を決めました。
PANTONE、DIC、日塗工など世の中には様々な色の規格が存在します。自分が好きなものを選べば全然オッケーですが、如何せんどれも色見本帳が高いwww。趣味の範疇で使う分には新配色カード199aが手ごろな価格でオススメです。
税込み682円、安い!←私が買った当時の価格なので消費税5%です。ご注意くださいwww