プチッガイ【BANDAI 1:144 HG 中華圏限定デザイン】
初めてのラップ塗装
プチッガイ2体とも完成しました!
フォーチュンレッドとラッキーオレンジです。
目は2体とも付属シール(黒)にガイアEXゴールドで塗装したものを貼っています。
鼻はフォーチュンはオキサイドレッドサフ、ラッキーはマホガニーサフで塗装。
頭部と腹部のシールは当初シール外周に切り込みを入れて、曲面に追従するようにしていたのですが、塗装しているうちに剥げてきてしまったので、最終的には0.3mmプラ板にシールを貼り、それを切り出したものを本体に取り付けています。
各シールには1枚ずつ余剰があったので助かりました。
シールそのままの色だと浮いてしまうので、クリアレッド/クリアオレンジで着色しました。
フォーチュン腹部の「福」マークは中国の風習に合わせてわざと上下逆に貼っています。
これは「倒福」と言って、福が来ることを願ってこうしているのだそうです。
中国では「福が来る」を福到了【fu2dao4le】と言いますが、「到(来る)」と「倒(逆さにする)」の発音が同じことから「福」を逆さにすることで福が来ることを願うという意味合いになるんですね。
台座にも付属シールを貼って、上からクリアレッド/クリアオレンジで着色しました。
本体と質感の違いを出すために台座の研ぎ出しはしていません。
付属スタンドは使わずに、タミヤ透明プラ棒3.0mmに置き換えています。
もちろんプラカードとチェアストライカーも制作済み。
プラカードの棒は棒術で使用する棍棒をイメージして塗装しました。
チェアストライカーはマホガニーサフの上にダークアースで塗装して仕上げました。
プラカードも研ぎ出しを行いました。
水拭きで消せるマッキーでホワイトボード感覚で書いたり消したりできます。
次回プチッガイを制作するときは銀魂のエリザベスに改造してみたいですね(私の妻がエリザベスの大ファンなんですwww)。
元デザインの要素は残しつつ、この2体にはラップ塗装の実験台になってもらったわけですが、中華っぽい(チャイナドレスっぽい?)雰囲気を少しでも感じていただけたでしょうか?
私自身も今までラップ塗装と聞くとイメージするのは、ギター/ヘルメット/バイク/ヤン車wwwなどヤンチャなものばかりだったのですが、使いどころによっては表現の幅が広がる塗装方法ということがわかりました。
今回は黒+銀+クリアカラーという最もスタンダードな方法でラップ塗装に挑戦しましたが、組み合わせ次第で多彩な表現が出来そうですね。
ガンプラだとエルメスやキュベレイなど、曲線の多いジオン軍、且つ、サイコミュ兵器搭載のMA/MSに似合いそうです。
研ぎ出しまでやろうとすると結構大変ですが、ラップ塗装自体は思っていた以上に簡単に出来ますし、その割にはスペシャル感の漂う仕上がりとなりますのでオススメです。
ではまた。